「ISO管理責任者」ってナニ?

  • 2008/05/01(木) 16:35:34

ISOを取得されている企業には、必ず「ISO管理責任者」と呼ばれる人がおりまして、取得したISOが、お客さんや自社のために役立っているかどうかを監視し、問題解決のためにコンサルタントへの支援要請を検討したり、審査登録機関と審査日程などの調整を行ったりします。

単なる”ISOのお守役”と思ったら大間違いで、自社のISOが役立つ道具になるか、金食い虫のお荷物になるかは、この「ISO管理責任者」の考え方や行動によって決まるといっても過言ではなく、そのため、規格書の中にも、経営者は自社の管理層の中からISOの管理責任者となる人を任命するように求められています。

「管理層の中から任命」というと、役職名が付いている人なら良いということでもなく、仮に”社長以下全員一般職”という会社の場合でも、一般職の中から、自社のことを一番よく知っていて、お客さんや会社、社員を大切に想ってくれている人であれば、実質上の管理層として経営者が任命すればよいのです。

”ISO管理責任者”は、極端に経営者か従業員のどちらか一方の顔色ばかり気にして行動するようではいけませんし、何でも自分だけで対応してしまうのもいけません。
ましてや審査がスムーズに終わることばかりに固執して、お客さんや自社のことを忘れ、審査員の言うがままになるなんてことは言語道断であります。

「”ISO管理責任者”なんかに任命されたら大変だなぁ」と思うかもしれませんが、「審査のためにやっているのではない。お客さんに迷惑をかけないように仕事をやりやすくするためにやっている」というスタイルで活動していれば、負担に思うようなことはほとんどないものです。

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