ISO要求事項ってナニ?

  • 2008/02/05(火) 14:44:28

ISO9001には、51項目(詳細に分けると130項目以上)におよぶ”要求事項”という認証登録をするうえでの必要な条件があります。
この”要求事項”とは、お客さんが”よいものを買える”ようにという、お客さんからの視点で作られた内容になっていて、概ね次のような活動が現実にどのように実施されているかを示さなければなりません。

・社長さんの考え方や販売する商品やサービスへの想い
・お客さんに良いものを提供するための目標つくり
・従業員の指導のしかた
・従業員が良い商品やサービスをお客さんに提供できる環境づくりのありかた
・良品であることを確認するための方法
・不良が出た時の対処方法や再発防止の方法
・お客さんから、自社がどのように思われているかの調査方法
・社内でのルール違反や現状ルールが役立っているかの調査方法
・お客さんに安心・信頼してもらえる会社づくりへの改善方法
などなど


これらのことに日々努力している企業であることが立証されたら、ほんとうにお客さんは安心してその会社の商品やサービスを求めるに違いありません。
もちろん、私もモノを買うときはこんな会社から買いたいものです。

ところが、世の中には善もあれば悪もあり、お客さん視点であるISO9001を「取得さえすれば儲かる」と、ほんとうの想いとは裏腹のことを示して取得した企業もあります。
しかし、そのような企業は、最近化けの皮が剥がれ皆さんよくご存じのとおりの結果になって来ています。
意外と、悪質な会社がISO9001を取得すると、何が理由かわかりませんが、ボディブローのように徐々に効いてきて、内部告発のようなことで企業の寿命を短くさせるように感じます。
なので、悪質と自覚してる会社は取得しないほうが長生きできるかも・・・(コンサルタントがこんなことを言ってはいけませんね。失礼)

お客さんの立場で物事を考え、そして、心ないクレーマーのようなお客さんから自社をまもれるのもISO9001規格のよいところです。
(くどいようですが、やっているフリをしているだけでは、効果は期待できませんのであしからず・・・)